モバイルのロボット系検索エンジン

最近、市場の拡大が叫ばれ、Mobile2.0などというパクリネーミング
(まあ、インパクトあるのでよいかと思いますが)の書籍も発刊され、
個人的には仕事で、ショッピング系ポータルサイトのモバイル
β版の立上げを行いましたので、記念すべき初めての日記に
タイトルのトピックスを選んでみました。


SEOに詳しい人が読む前提で、細かい部分は省きますが、今後、
YahooモバイルやGoogleモバイルが注目を浴びてくるかと思います。


ただ、いちユーザーとして、実際にYahooやGoogleモバイルを検索
エンジンとして使ってみると、『おいおい、なんだこの検索結果
は!』という結果になっているのが現状かなと思います。

ということで、なぜYahooやGoogleの検索結果があまりよろし
くない状態にあるのか考えてみました。


仮説1


前述したMobile2.0の中にも書いてありましたが、PCと比べ
圧倒的に相互リンクが少ないモバイルで、外部リンクの量と
質をみてページの価値を決めるロジックが機能していない。


仮説2


PCと比べ、モバイルだと1ページ内に表現されている文章や
解析対象になる要素が圧倒的に少ないために、そのページが
何を目的として存在しているのか?何が書かれているのか?が
精度よく分からない。


仮説3


仮説1によって検索結果の順位を決めるロジックうまく機能しない
ために、単純に存在期間が長いページ及びよく更新されるページ、
ドメイン内に存在するページが多いサイトが重視されている。


仮に上記の3点の仮説が正しいとすると、今まで培ってきたPCでの
検索結果順位の決定ロジックがモバイルでは十分に応用できない
ということになりますので、個人的には、YahooやGoogleモバイルはじめ
各モバイルのロボット系検索エンジンは苦戦するのではないかなと
思っています。※これこそWEB2.0ではないですが、集合値的な考え方で、
ユーザー参加型のディレクトリー構造を持った検索エンジン
どかんと登場してくれると面白いのではないかなと思います。幾ら
モバイルのページに表現力もリンクもないと言っても人が見れば、
そのページに何が書かれているか?そのページの質は高いかが
判断できますし。


どうでしょう?